79/897
時間経過
「本当はもっと話してたいですが、夜も深けてきましたね、皆さん夕食は食べていくでしょう?」
「い、良いんですか?」
「ええ勿論」
「やったー!久々に何か食べる気がする!」
「え」
「ミホさん、本当に人間ですか?」
「疑われると自信なくすなあ」
「なあ、情報屋。裏世界の洞窟とかやべー気しかしないんだけど」
「なんだ、ビビってるのか?」
「いや、そうじゃなくて。外やばいじゃん?戻った頃に次元の狭間に吸い込まれるーとか有りそうじゃん」
「まあ、可能性は」
「なんでそんな悠長なの」
「簡単さ、強いから」
「……この先におっきい魔力あるぞ」
「君は感知も出来るのか?」
「正しい感知じゃねーけどな」