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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
773/896

タイトル未定2024/11/25 12:02

「私めはフォーリ・ナシンと申します。魔法の秘匿を障害の生きがいとさせて頂いております」

「はぁ」

「ちょっと!もう少し踏み込んだこと聞きなさい」


「貴様ァ!錬金術士様になんて口のきき方だ!番死に値する!」

「待て!もう、あなた、えっと。フォーリ!いちいち突っかかって行かない!許可を取りなさい!」

「許可があればいいのかよ」

「錬金術士様」

「なに」

「奴を殺す許可を」

「ダメよ」

「おっかなすぎるだろ……」


「さて、話を戻しますけど。何してたの?」

「はっ!ここ最近の『黒霧』はご存知でしょうか。まあ、全知と謳われる錬金術士様に知らぬことは無いでしょうが、一応確認を」

「あ、ああ。過大評価がすぎるなぁ」

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