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タイトル未定2024/11/17 12:09
「ぬるいですねぇ、魔法という奇跡を使うからには圧倒的でなければならない!!!」
炎の中、神父にアーチがかかったように火が神父を避けている。
「魔法に干渉してるのか」
燈火さんが苛立ったように素早い火の魔法を打ちました。それはヘビを模していて地を這って神父に到達する直前、触れることなく後ろへ吹っ飛んでいきました。
「避けられました!?」
「……いや、違う。何かしら魔法を使ってる」
「とんだ手練だぜ?なにもんだよ」
「嫌な予感がするし、多分そうなんだけど、アレ異端審問だ」
「空が言ってた?」
「イカレ野郎ってことだな」
「イカレ野郎がめちゃくちゃ強いなんて最悪じゃないですか!」
「そうだよ!ちくしょうめ!」