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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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神父

奥へ奥へと進んでいくにつれてフォールスはなにか別物に感じるほどに魔力を練っていた。


「あ、あの。フォールスさん?どうしてそこまで」


臨戦態勢なのですか、そう続くはずだった言葉は霧散し、代わりに答えが提示される。


薄暗がりの中、ソフィーさんが慌てたように光魔法を宙に浮かべます。


広いエントランスの様な場所。

大理石のタイルは所々ひび割れている。


何より異質なのは神父が居ること。


何かをしていたようで、こっちに気づくのが遅れてゆっくりと振り返る。


「魔法使い……。何故いるのですか、何故迂闊に魔法を使ったァ!!女ァ!!貴様だ!!」


何かが気に食わなかったのか、癇癪を犯した子供みたいに喚く。


その狂気と勢いに魔法を使っていたソフィーさんの集中が切れて暗闇が訪れる。


と、同時に金属音が響いた。


強い衝撃と、その余波を感じて尻もちを着く。


「何が……」


起きったて言うんですか!

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