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朝
「朝ごはんは食べましたか?」
「皆あなたを待ってたのよ」
「そ、それは悪いことをした気分です」
「もう1人じゃないのよ」
クレアちゃんが優しく微笑みました。
なんだかむず痒いですね。
誤魔化すようにお湯を沸かしに行きます。
「そうえば食材ってあるんですか?」
「多少の備蓄はあるが。人数分作るのか」
「あ、それなら私が!」
空がキッチンに何があったかなと探し、冬華さんは腕まくりをしてガッツポーズをして、「私が1番輝く場所!」とキッチンへスキップしてルンルンです。