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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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それでも、楽しいと思えてますよ

さ、あとは行動あるのみですけれど、今日はもう休みましょう。

その前に冬華さんの事、生徒達について考えないと。


「お待たせしましたー」


広間にはもう誰もいません。

時計をみると時針が指す数字が1つ増えていました。


「風呂にでも行ったんじゃない?ここ無駄に広いし。色んな子が増えたみたいだけど、クレアが上手いことやったでしょ」


後ろから燈火さんがそう言って風呂へ向かうので、私もその後に続くことにします。


「それにしても、ティアはいつも何かに巻き込まれるわね。まあ、巻き込むことも多いけど」

「思い返すとそうですね。師匠と一緒に暮らしていた時はあれ程『暇』してたのに」


そうです。朝起きてご飯を食べて家事をしてご飯を食べて寝る。動物と何ら変わらない生活でした。


働かせてくれなかったのですから仕方ないと思いつつ、それを加味しても何も無い生活でした。


錬金術を初めて魔法と関わって、世界が広がったおかげかもしれませんね。


「燈火さん」

「なに?」

「それでも、楽しいと思えてますよ」

「ふふ、素敵ね」

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