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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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ある研究者のノート 補足:起源の魔法

ある日突然その体に宿ることのある『起源の魔法』はひとつの研究によって仮説を生み出すことに成功した。

そもそも起源の魔法は概念的な魔法が多く、過去の発見例や、起源の魔法使い達の能力は、


『火』『砂』のような物質のこともあれば、『浮く』『戻す』と言う概念に分けられる。


私が目をつけたのは概念系の方である。


人の願いが、他者に移った上で叶えられるもの。そう定義して、実験を始めた。


人が生に執着した時、何を思うだろうか。

死にたくない。これが来るのは仕方がないとして、その次だ。何故と言う問いか。


許さないと言う恨みか。


はたまた、無い望みか。


私は最後であるのならば、可能性があるかもしれないと思った。



実験を開始しようと思う。場所は日本。

私には魔法の素養は無いが、起源の魔法があるからね。実験材料には困らないだろう。



子供たちが待ってる。夕食を作らないとな。



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