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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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万能

「それはそれとして。はぁ、報告書、いるわよね」


「あ、マリーさん。この世界樹よく見てください」

「どうしたんですか、先生」

「万能の葉ですよ、コレ」

「うーん、ごめんなさい。よく分からないです……」

「ありゃ。この硝子みたいな葉っぱは全属性持ってるんですよ。だから色がない。打ち消しあってる見たいです」


「よく分かんないけど、それを持って帰ればいいんじゃないの?ほら、教材にもなるでしょ」

「なるほど!と、言いたいんですが、この葉っぱは何かと組み合わせないと使えなそうです」

「どうしてよ、万能なんでしょ?」

「うーん。スマートフォンって万能だと思いませんか?」

「そうね?」

「でもそれって基盤とかプログラムとか色々と合わさって初めてスマートフォンじゃないですか」

「ああ、なるほど。あくまでも超優秀な素材に過ぎないのね。他に何が要るの?」

「そうですね、なんでしたっけ」


「えっと、『善意の木材』?」

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