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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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思ったよりも

みるみる内に蔦だったものは太くなっていき、その中で別の純白な木が育ち始まる。


地面から顔を出す根。10数本のそれらは優に成人男性並みに太くなっていた。


となれば、本体であるところの樹木はと言うと、硝子細工のような葉っぱを溢れんばかりに携えて10メートルほどまで一気に成長し、止まった。


「あわわわわ……」


開いた口が塞がらないマリーさんは手で口を覆って、驚きを超えて怯え始めてしまいましたね。


「思ったよりも小さい」

「何がよ!?」


私のポツリと言った独り言を耳ざとく、聞いていたようで胸ぐらを掴まれて揺らされます。


まだ、まだ杖に溜まった魔力を放出してないのにににに……。

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