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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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楽しそうなお前

「そういえば、昔の錬金術士は皆苦しそうじゃったわ。楽しそうなお前と違ってな」


私の決意を聞いて昔を思い出しようですね。

腕を組み遠くを見ている。


「とはいえ、積極的にやろうって気はしません」

「思ったよりも治安悪いしなぁ」

「神秘の流出って思ったよりも影響あったみたいですね!てへっ!」


「てへっ!じゃないのよ」


黒霧の事件の副産物として錬金学園フラスコ第1期生の成長を見込めそうなので時間がかかれば掛かるほど儲けものだと考えます。


そして、創世術士との闘いの影響を実感しましたね。

かるーい反省っ!と思っていたらコツンと頭をは叩かれてしまいました。


その相手は、すっかり回復したように見えるクレアちゃんです。


「体調はもう平気ですか?」

「……別に、なんともないわ」


よほど悔しかったのか今にも歯軋りしてしまいそうなほど口元を歪めてぶっきらぼうに言います。


その様子に苦笑いを浮かべ「座ってくださいな」と着席を促して部屋に備え付けの簡易的なキッチンへ行き、お湯を沸かしてお茶の準備を。


シャーっと台所に流れる水はまだ、このままでも飲めるでしょうけど、いつ飲めなくなっても不思議ではありません。


「そうだ、ティア。テレビつけるわよ」

「ん?はい、どうぞ?」

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