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占拠
「おや、空」
「いや、俺関係ない!アイツら陰陽師なんかじゃない」
満月が出る夜、見しった場所には見知らぬ人達が大勢いました。
なるほど、私を罠にかけた、と。
空に確認を取るとものすごい慌てて否定しました。
それに、確かにあの時の陰陽師たちでは無い気がしますね。
武器を持ってはいますが、札とか日本刀を持ってる人はいない。
なんというか、素人だった。
「でも、ならなんで占拠されてるのよ」
「やっほー」
「うげ、神様」
「せ、先生……」
「ミラクル、生徒たちは何か戦えるもの作らせてる?」
「あいにくだ」
「なぁ、本当に人に教えられるだけの力あるの?」
「カッチーン、ミルクショコラ!!!」
「ちょっと、ティア!?最大出力はやめてよね!?」