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もはや別人格
「それで、話ってなに」
「ちょっとは落ち着いて貰えませんかね……」
「白夜もいるのよ？クレアちゃんも居ないし、私が警戒しないでどうするのよ」
「普通ソレは言わないものだよ、錬金術士」
「空！」
「はいはい、分かったって。お前も知ってると思うけど、起源の魔法が現れた」
「あの、それってそんなに珍しい事じゃないよね？」
「ああ、だが今回はなんと言うか、格が違う。いや、規模が違う？」
「概念を現存させるものよね？まず、何の起源なの」
「……分からないんだ」
「分からないって……」
「錬金術士が日本の察知能力も分析能力もぜーんぶぶっ壊したのが悪い」
「はぁ！？喧嘩売ったのがわりぃんだよ！神だがなんだか知らねーけど、ぶっ殺すぞ！！」
「ママ、ママ！もはや別人格みたいになってるー！」
