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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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初授業

やるぞと無表情の下に意気込んでも燈火は錬金術には疎い。


裏世界で唯一生活圏を確立できた国。その後は色々あって自滅した訳だが、街並みと国を裏で支える人達は健在だ。


その街並みから少し離れた開けた場所にいる訳だが、事前の手回しがあったのか多重の結界が貼られていてそれなりの待遇と見受けられる。


まぁ、生徒の中にこの事に気付いた子は居なそうだけど。


「えっと、皆は錬金術に触れたことはある?」


トーワリス、メーザー、マリーが手を上げる。


「統括会でも錬金術科だったわ。まぁ、ふるーい文字ばっかりの教科書とも呼べない物の座学ばっかりだったけど」


マリーが当時を思い出して苦悶の表情を浮かべる。


「ま、そんなレベルさ。ほぼ知らない。ここには期待してたのに結局同じなんだな」


メーザーは落胆と諦めを浮かべる。


その時、ミラクルがピョンッと跳ねてメーザーをポコりと殴る。


「錬金術士に必要なのは答えじゃ無くて過程だ。そんな事も教えて貰ってなかったとは……嘆かわしいの」

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