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出発メンバー
「なるほどなるほど、日本旅行、良いですね!」
「ん?」
「は?」
「予定空いてそうなのは誰でしょうか……。燈火さん来ます?」
「え、いや。え?君が日本へまた行く意味は無いでしょう?ただでさえフラスコの事で手一杯なのよ?」
「……ダメ、でしょうか?」
「うっ、そんな可愛い顔したって……」
「おいおい、なんだよウルセェな」
「あ、グロリアス。あとは任せたわ」
「は?」
「ティア、今回は現生徒を連れていきましょう」
「マリー達ですか?」
「ええ、実戦もあるでしょうし、慣れておいてそんはありませんので」
「では決まりですね。マリー、皇、トーワリス、メーザー、ソル。それに私と燈火さんに空で行きましょう!」
「という訳だからグロリアス。あとの書類や建設指示は任せたわよ。書類に全て書いてあるからよろしく」
「いやいやいや!宜しくされても困るぞ!」
「仕方ないじゃない。ティアがそう決めたの」
「あの、俺一人で……」
「ん?」
「悪かった。なんでもない。だから瞬間的にもドラゴンを呼ばないでくれ。今にも消し炭にされそうだ」