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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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赤子

「あ〜、うぁ〜」


家の奥から赤子の鳴き声が聞こえてくる。

人っ子一人居ないと認識したこの家で、とても異質な音としてか細く、しかし、耳に残る声。


死臭を撒き散らし、正常な状態では無いからこそ、普通が浮き、気味悪く思えてしまう。


男は部下に見に行かせると、断末魔が響き渡り、より一層の沈黙が訪れる。


「なんなんだよ、なんだよ、ふざけんな!!!…………ふぅー、着いてこい」


ひとしきり叫び、冷静さを強引に取り戻して杖を顕現させる。何時でも魔法を発動できるように、魔法陣を2つも展開したまま、おそらく赤子がいるであろう部屋に向かう。

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