63/897
ミホという一般人
「なあ、なんか面白そうな事いってるな」
「そうでしょうか、貴方は?」
「ミホってんだ。ヨロシクな」
「ティアです」
「ソフィリアです」
「ソフィーちゃんだよ」
「うう、好きに呼んでください」
「そっか、いやー昼寝してたらさ知らないとこにいてさー、いやー、困ってたんだよ」
「あら、それは大変ですね」
「え、えええ!!という事は一般人!?」
「そ、どこにでも居るJKだぜ」
「何をそんなに驚いているんですか?」
「ここは、魔法使いしか居ないんですよ!?」
「うん」
「一般人いちゃ不味いんですよ!」
「じゃあ、一般人卒業しちゃえ」
「お、どうやるんだ?」
「お気楽過ぎます……」
「おーい、ティア。書類とか目星つい……てなさそうね。何してるのよ」
「クレアちゃん!みてみて!私の友達!」
「1人は困り顔だが本当に友達なの?」
「ミホだ。一般人だ」
「ソフィリアです」
「ソフィーちゃんだよ」
「うう、好きに呼んでください」
「そうなのね、ミホにソフィー………一般人!?」
「ですよね!?そうなにますよね!?私がおかしいのかと思いました!!」