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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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賢者の対象設定

小妖精の制御が上手くいっていないのか、ミホさん相手をしながらだと難しいみたいですね。


No.の目的は世界の癌らしい、私達を殺したい。戦力を削ぐためと、戦力増加の為に統括会の守神、ティアマトを奪うことになるように思えるのですが、それを達成しても尚、留まるのにはなにか理由があるのでしょうか。


突っ込んでくるだけで、魔法も一切使わない小妖精達を簡単にふりきって、餞別代わりにミルクショコラで魔力砲をティアマトにぶっぱなして統括会最上階へ到達しました。


大きな窓から様子を見ていた賢者の目の前にいきなり現れた形になってしまい、驚かせてしまったようです。


「ティアか!各方面から聞いておる。錬金物はあるのだな!?」

「はい。とりあえず入ってもいいですか?」

「ああ。ふふ、ドアから入らない子は君で二人目か。いや、魚座の弟子も含めれば3人目だな」

「このような形で入る事になり誠に申し訳ありません……うぅ、一生の恥だわ」

「へぇ、他にもいたんですね。そよりも……」


私は錬金物を取り出して概要を説明します。誰でも発動できる強力なものである代わりに、設定した者は例外無く全て弾いてしまい、対象を選ぶのが難しい。


説明を聞き終えた賢者は頷くと簡潔に言った。「ティア及びその仲間か私、賢者に対しての悪意。両方を持ち合わせた者はここ、魔法統括会へ入ることを一切禁ず」


賢者が言い、錬金物を砕くと賢者の部屋をコアとして、結界が再度貼られました。うちから外へ半透明な緑色が広がっていきます。

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