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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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風の女性像

今までは風を操っても腕を形作ることが精一杯だった。

クレアちゃんは今までにない感覚があった。それは空と一体となっていたからか。


(大気の魔力を吸収してるような?)


背中に何かが触れている気がするし、手で押されている気もする。それは不快感は不思議と無く、むしろ心地よい良いまである。


『私は風になった。世界を駆けることが出来た。不自由は流れた、私は自由そのものだ。今、ソレを体現してみせん』


クレアちゃんを包むように風が可視化できる。

クレアちゃんにとても似た、女性像が拳を握り振りかぶる。風の女性像が動けば風が吹き荒れ、台風の中にいるのではないかとブレットは錯覚する。


足を踏み締めていないと、巨漢のブレットですら飛んでいきそうだ。

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