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錬金術士です
「ミ、ホ、さん!!」
「チッ!」
「ティ、ティアさん!?」
「どうやって……。『移動』は……。ミルクショコラが居れば問題ないですね」
「もう、色んなことかいっぺんに起きるのはいつもの事ですが、何だか今回は悪意が集まってます!」
「私の場合は復習だからな」
「そうです、ティアさん!貴女が危険な目にあう必要は無い!」
「それは無理だ。そこの女が一番の癌だ。世界は終わるんだよ」
「……原因はなんですか」
「分かったところで何になる」
「私が治します」
「……お前は医者か?」
「いえ、錬金術師です」