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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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魂の結晶、記憶の根

ラプラスが蹲り、動かなくなった。その姿は痛みに打ちひしがれてる様にも見える。

慌てて駆け寄り背中をさするペルシャ。


「すぐに馴染むだろ?なぁ、創世術士よ」

「創世術士?ラプラスは出来損ないの魔法使いよ」

「埋め込んだ石は魂の結晶、記憶の根と言う錬金物だ。埋め込まれた人間の自我を喰い、げんさに舞い戻るのだよ」

「なんて事を……」

「やってもらわないといけないことがあるのでね。この私をオモチャにした代償を払わせてあげる」

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