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青い石
無理やり錬金釜の前に立たされ、初歩的な錬金術を強要される。抵抗すれば、もう1人を殺す意思表示をされているので素直に従う。
結果的に、ペルシャは出来ず、ラプラスは出来た。
ラプラスは少し喜んだが、それも恐怖には勝ることは無かった。
ニヤリと笑う青髪の錬金術士は肩にかけた鞄から、青い石を取り出して、ラプラスに押し付けた。
その石はラプラスの内部へ入っていき、ラプラスはのたうち回りながら気絶した。
「ちょっと!!弟に何をしたの!」
「ふふ、アッハハハ!さぁ、甦れ。我が主よ」