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情報屋だった人
「無闇に人を脅かすのやめなさいよ。まぁ、いいけど」
「メンドクセーな、とりあえずあの建物にいけゃいいんだろう?なら行こうぜ」
「だ、ダメです!この街には魔導騎士達が居ます。彼らはこの城の守護者ですし、無法者です。無闇に近ずいて殺されてしまいます」
「その騎士の人数は?」
「少なくとも数十人はいるとしか」
「長い間いるにしては情報な弱すぎる。仕方ない、私が集めるとするか……『大気に伝う微電子は我の糸』」
「あの、彼女は何を?」
「え、知らないですよ。大方魔法で情報を集めてるんでしょうね、燈火はそういうのが得意ですから」