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打開
「こんにちわ、私はリーナーと申します」
「クレア」
「ティアです」
「ソフィーです」
「で、なんでダストが一緒なの?」
「ダスト?この子ですか?」
「それ以外何かある?馬鹿にするのも大我にしなさい」
「……不味い」
「ソフィー、勘で動いて」
「わ、わわ私に委ねるんですか!?」
「私達は名乗りました。貴女は?」
「ふん、ふてぶてしい。……私はメリーアンこの世界の軍隊長よ」
「世界?」
「そう、この……世界?ウグッ……頭がッ」
「様子がおかしいですね」
「起源の魔法の新たな証明が出来そうね。起源の魔法によって記憶が作られてるここに遊びに来たただの一般客」
「恐らくそうでしょうね。厄介だ」
こんな場所でたむろしている場合では無いのは分かりますが、何が正解か分からない。
それは皆も同様なのでしょう。リーナーの焦りが目に見えています。
その時、大きな騒音、波が岩に打ち付けるような音が聞こえ、全てを覆いかぶせそうな水龍が上空に現れました。
「やっほーーー!!」
「きゃあああああああああああ!!!!!」
「ハッハッハ!!!ヤベーー!!」