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物騒なヤツら
「あ、女の子雑に置いてきてたんでしたね……」
「ねぇ、本当に害はないのよね？」
「襲ってきたら俺がぶっ飛ばしてやる！」
「どーせ、ぶっ飛ばされるのはアンタよ」
「なんだよ。子供扱いして」
「分かってはいたけど難航するわね」
「ねぇ、アンタ達。アンタ達はこういう場面に出くわすことって多いわけ？」
「まぁな。1年の殆ど奇跡を探して攻略してを繰り返してるからな」
「そんなんだから留年するのよ」
「うっせぇなー。今はいいんだよそんなこと」
「まあ、メイズは実績だけで進級してるところあるから」
「ふーん」
「ね、ね！クレア！」
「なに？」
「メイズ、こう言ってるけど遺跡って大概何も無いんだよ！」
「じーー」
「な、なんだよ」
「……打つ手なし。帰るわよグロリアス」
「へいへい。まるでボスだな」
「あら、そう？そう見えるならいい手足を持ったって訳ね」
「チッ。なにティアに馴れ馴れしくしてんだアイツ。殺すぞ……」
「ど、どうどう、落ち着きなさいよ。もう、物騒なやつばっか！！」
