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無力化
「グロリアスは何か感じるものはりましたか?」
「いや、特に」
「そうですか……本当に錬金術関係あるんですかね」
「それは聞き捨てならないなぁ、ティアさんよぉ」
「そうよ、1つのトラブルごときで弱腰になってもらっては困るわ」
「うぐぐ……正論モンスター共め〜」
「…………」
「なんですかクレアちゃん。言いたいことがあるなら言ってくださいよ」
「いえ、何も。それよりどうする?」
「…………アレをどうにかするしかないだろう」
「キシシッ」
「その笑い方をするなと言ったはずですけど……?」
「…………ねぇちゃんっ」
「情けない……」
「まあ、悲観すんな。アレは錬金術の類だよ」
「でもさっき」
「黄金郷の全体からはしない。全くだぞ?怪しすぎだろう。なら、逆に錬金術しか有り得ない。それも高度の、な。同じ力をぶつけよう」
「ならっ」
「その『大破の鉄球』はダメだ。威力が高すぎる。作るべきは無力化出来るやつかな」