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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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いざ

「…………開いた」

「あ、解除出来たんですね!」

「…………いや、勝手に」

「この子のおかげですかね」

「まぁ、状況的にそうじゃねー?」

「グロリアス、もっと真面目にですね」

「えっ、俺がお前に言われるの?」

「はぁ!?当たり前ですよ!遊びに来てるわけじゃないんですよ!」

「……はぁ」


「兎も角開いたわ。メイズ」

「わーってる!こういう遺跡は大抵何かしら有るからな。慎重に行く、俺の後ろに着いてきてくれ。それと、最後尾はいちばん強いヤツがいい」

「………なら、私がやろう」

「適任だな」

「さて、いざ黄金郷内部に行こうか!」


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