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驚くから驚く
「…………こっから、黄金郷へいく…………のだろう。…………何層目だ」
「深層の……何層でしたっけ。まぁ、細かい事はいいのです。ミルクショコラ!」
「最近って呼ばない時何処にいるの?」
「どうやら自分達の次元を作ったらしく、そこでくつろいでるか、アトリエ、後は白夜にベッタリです」
「ッ!ドラゴンだとっ!?」
「わー!待った!待った!!私の子です!!」
「剣をしまって下さい!洒落にならない!」
「な、なんだ!?大気が揺れた!?」
「あの人の魔力よ。とんでもないオーラになってるのよ」
「スカーレット……」
「アンタはより脅威に感じるでしょ。後ろにいなさい」
「おいっ!ウチのセレストが怯えてる!止めろ!」
「だっ、誰が、お、怯え、てるってぇ!?」
「どう見ても虚勢じゃない……」