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後片付け終
「コレでとりあえずは終わったんですよね」
「そうね、後はティアが居なくても何とかなる……」
「本当に終わったんですよね!?」
「あら、アトリエの前に誰かいますね」
「ほう、アレがティアが今度一緒に組むヤツらか」
「個々の力はあまり……と言った感じですね」
「……あ、気付かれた」
「ソフィーさんの星読みを察知しましたか」
「好き勝手言うわ。アレは私の一応知り合いなんだけど」
「ふーん、で、今度は何をやらかすんだ?裏世界に学園作ろうとして陰陽師の組織をぶっ潰す程度の事はやるんだし、今度はおっかないバケモノとか倒すのか?」
「そんな事しません!創成術士の手がかりです!ですよね!?」
「あー、うん。多分」
「ほらぁ!!」
「いや待て、今の曖昧な発言で良くそこまで言い切れるな」
「クレアちゃんですよ!?私を、私の期待を裏切るわけないじゃないですか!!」
「その辺にしとけー。クレアがプレッシャーで蹲ってるから」