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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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月の化け物

「あ、居たよ!」

「ふーん、魔力切れかしら」

「あの規模だもんなー。でも」

「ええ、色の魔法使いならなんなの屁でもないはずの。それに青色は不在だったはず」

「そんなん言ったら白と黄色もだろ」

「白は復活したじゃな……い。青と同タイミングで?」

「んで、その青はティアの肩を持ってると」

「チッ、思ったより大物じゃないのよ……」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「おや、どこかお出かけですか?」

「フン、お前に言う必要があるか?」

「そう言わないでくださいよ、『月の魔法使い』さん。いえ、『月の化け物』」



男がニヤついて言えば、男の目の前に閃光が一線。

着弾地点は元より何も無かったようにポッカリと穴が空いていた。

それに動じること無く男は言う。


「あーあ、この絨毯高いのに」


ギロリと睨みつけその場から霧のように消えたのは、頭部が三日月そのものの正に化け物であった。

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