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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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デモンストレーション

「少しだけアピール兼リハビリをやるッスよ」

「ちょっと、なにを……」


ミホさんは両手で水面の水を救う様に、手を胸の前に掲げる。そして、ちょっと重たいものを上にあげるように両手を上げた。


1秒、2秒、3秒となにも起きなかったが、ミホさんのニヤリと笑う顔。カッと目を見開いた時、何が太陽を遮った。


「せ、青龍!!」

「マジかよ!」

「制御していたなんて……」

「……ミホのヤツ、この行動の効果とか影響力知ってるでしょうね!?」

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