表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
427/991

一等地

「すごい賑わいですね!」


雲ひとつ無い晴天。統括会は時と場合によって姿形を変幻自在に変えることができるそうです。


どこまでも続く様な露店のシルクロード。そういう道がなんと3本も統括会まで伸びています。


私の知っているお祭りとは似て非なる物。そこらかしこで我こそはと自身の作品や道具を売りに出しています。


和気あいあいとしていて圧倒されるのが半分と、楽しそうって言うのが半分でワクワクが止まりません!


「あちゃー、やっぱ皆何日か前に準備してるわよね」

「なんか久しぶりだな、リーナー」

「ええ、そうですね。何回かクレアさんとも一緒に来たことあるんですよ?」

「あったっけ?」

「ふふ、小さな時でしから」


「んで、どこで売り出すんだ?」

「こんな感じだし、ないわよ」

「ええ!?」

「本来はね。そこはコッチの師匠が場所を用意してくれたみたいよ。物凄い嫌な予感がするけどね」


クレアちゃんは浮かない顔で言い、紙を見ながら進んでいきます。


チラホラと視線が向けられているような?


しばらく……いえ、凄く歩いて辿り着いたのは統括会前にあるステージのような場所。


「あ、あれ?クレアちゃん、私たちの場所はどこですか?」

「アレよ」


指を指した場所はステージのような場所。とびきりの一等地でした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ