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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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バフォームの末路

「バフォーム家は解体となります」

「あ、ブレット」

「出たでた、呑気な顔しやがって」

「こんにちはー」

「さっ、引き継ぎ、引き継ぎ」

「そう簡単に行けば世話ねーよ」

「やることは決まってるでしょう」

「バフォームは無くなるんだ」

「貴方か頭でしょう?なら、良き魔法使いになるでしょう。二度と力を求めて人を貶めることの無い、ね」

「もう、バラバラにしてもいいんだけどな」

「それも良いが、統括会は惜しいと考えます」

「白の魔法使い」

「ガザ・バフォームは処刑は免れないと考えます」

「……」

「思うところは?」

「ある。が、そもそも俺を追放したのも奴。魔法使いとして勝手に自滅したのも奴。もう、関係は無いな」

「そう」

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