自己紹介と〇〇〇
「改めまして、私はスカーレット。考古学者をしています。魔法使いじゃないわ」
「ウチはセレストだよ。氷の妖精だよ!すっごいんだよ!」
「あー、つまりセレストは自我を持つ妖精で、水の加護を司る存在らしい。ホントか怪しいけどな!ハハハ!」
「むー、本当なのにぃ!」
「んじゃ最後は俺様だな!俺様はメイズ!スーパーな魔法使いだ!」
「そうじゃないでしょ、彼女はトレジャーハンター(自称)なの」
「余りに濃い」
「腕は本物らしいから」
「確かにねぇ」
ニーヴァさんが棚から資料を持ち出していた。
「実績としては宝珠を見つけ出した事と、その解析から裏世界の1つを見つけてるわね」
「それって凄いんですか?」
「まあ、分かりやすく言えば領土を得て最新兵器を手に入れた位の事だな」
「ほぇー」
「ティアの実績も凄いけどね」
「それは遠回しに自分の功績だと言ってるのか?」
「なによ、いいじゃない!師匠の言葉通りにしての結果なんだから!」
「おーい、話していいか?」
「ええ、ごめんなさい。続けて」
「俺様の目的は一攫千金!裏世界をいつも通り探検していたら見つけたんだよ!」
「何をですか?」
「「黄金郷!!」」
「あ、ちなみに私は魔法使いじゃないからメイズと契約してるの」
「なあ、今〆だったじゃん」