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コピー
「流行り難しいか……」
「魔力の流れとか、簡単な魔法なら出来るのに。これじゃあダメだね」
「こんなにも出来てダメならほかの魔法使いはダメ以下だよ。最後の置き土産はとんでもないな」
「でも、結局『賢者の石』も作れなかった」
「本来チャレンジするのも人生の全てを捧げて、それでも出来る錬金術師も稀なくらいなんだ。初めて2、3日で、できる方がおかしいんだ」
「そっか……」
「ま、いずれティアと一緒なら或いは」
「その為にも魔法を使えなきゃ!」
「そもそも作戦の場所が1箇所だけならなんの問題もないんだが、如何せん厄介な相手2つに喧嘩を売ってしまったからなぁ」
「ダメなの?」
「んいや、全然。だからこそ白夜の存在が勝ちを引き寄せれる大きな力になる」
「……そういえば、ミルクショコラも魔法を使えるよね」
「そうだな、かなり高度な魔法だな」
「コピーできないかな」