表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
385/987

マヌユエ

「あー、みーつけた〜」


のんびりとした口調の女性が前に立ち塞がる。

赤髪、勿論バフォームだろう。


「あんまり暴れるなって〜」


サッサと通り抜けようとしたら的確にマヌユエだけを狙って腕を振り抜いた。直接的に当たっていない壁がえぐれている。


「行って!私は数を減らすわ!」

「で、でも!」

「でもでも!」

「ほら、行くわよ。どの道分散はしなくちゃ行けなかった。マヌユエ、死ぬなよ」


「妖精達よ彼の者を導きたまえ」

「だ〜めっ!」

「させるかよっ!」


妖精達を回し蹴りからの上から拳を振り抜くと言う無駄のない綺麗な動作で撃墜されそうになるが、銀の妖精による反射を使い、白の精霊を逃す事に成功した。


「む〜、なかなか」

「貴女もよ、強いわね……」

「そ〜かな?ふふっ、そうかもっ!」


足で空を切る。横凪で一回転をその場でする。

空振りにしたって距離があり過ぎる。そう感じ、何かあると身構えたが、強い衝撃を受け、廊下を転がることになった。


「ぐっ……何が起きた」

「?何してる、次〜」

「不味いっ、『陽炎は火炎の如きに』!」


杖を地面に触れて呪文を唱える。

杖に触れている場所から前面の地面が急激に熱しられ、ゆらゆらと全てが揺れて見える。


その場所で、急に爆ぜた。


「衝撃波!?人体で!?」

「む!やっかいな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ