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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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回想10

「倒してもいいですが、飽くまで時間稼ぎです。ティアさんの相手が変わる時に押し込みます」


ルンは当てずっぽうに銃を打ち続けます。

ソフィーは当たった人が血を流していないことに気付いた。


「実弾では無いのですか?」

「魔弾ですよ。回復特化なので。心地よく眠ってもらってます」

「魔弾……いいですね」

「そんなこと言ってないで、指示を」

「あ、はい」


ソフィーの指示で近距離戦に持ち込ませないよう、シーフォートと燈火の雷魔法で牽制しつつ、リーナーの風の盾で攻撃をいなし時間を稼いで行く

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