表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
372/987

回想9

「そうこうしている内に追い付きましたね。本当にいましたね」

「ざっと30でしょうか。少し厳しいですかね」

「そうですね、機動力が乏しいとはいえ守りはこちらが上です。ちょっかいをかけつつ逃げ回りましょう」

「散開しますか?」

「いえ、ハグれないように。正面衝突が望ましいですが、囲まれた場合は円形の布陣に移ってください」

「なら、先制は私がやろう。『大いなる自然は怒り、ソナタは具現化せん。電雷線』」


燈火の放つ波紋上の雷は瞬く間に陰陽師達を痺れさせた。警戒の外からの電撃に対応出来た物は少なかった。


全体攻撃と言うこともあってそこまでの威力ではなかったが、怯ませるには十分であった。


「ルンさん、なにかハッタリかましてください」

「ええっ!?きゅ、急に!?えーと、えーとっ!」


「我が名は白の魔法使いである。此度の所業は許し難いものがあります。ここに!魔法使い統括会が権限により、陰陽師並びに陰陽局を執行いたします!……お覚悟を」



「な、なぜ貴様が!!」

「何をのびている!サッサと反撃せんか!」

「1人も逃すな!ここには何者も居なかった!いいな!」


「う、うわぁ……見事な悪役ゼリフですね」

「では作戦開始」

「おうよ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ