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回想7
「大変な事ですね……」
「どうしましたか、ソフィーさん」
「い、いえ。ちょっと冷静に考えてみると、白の魔法使い様、黄色の魔法使い、創世術師に青の魔法使いまで出てきましたよ。御伽噺でしょうか」
「確かに、異常事態ですね。慣れてしまっていました」
「力が1箇所に集まりすぎてる気もしますね……」
「何か見えたのでしょうか?」
「こ、怖くて見ようと思いませんよ……」
「白の魔法使いである私について簡単に話すわ。知っておいて貰った方が絶対にいいからね」
「白の魔法使いって、秘匿の存在とされてた思うんだけど」
「それはあなたも同じじゃないですか。私は魔道図書のネク・ビエンテと同じ能力で、更に癒しの魔法を持っています」
「ネクさんですか」
「……まさか知り合いなんてことは」
「ネクさんは知り合いでいいのでしょうか」
「んー、仕事関係でしたし、クライアントの方があってそうですよね」
「でも彼女ティアのこと結構気に入ってるわよ」
「末恐ろしい人脈です……」