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回想5
「だって本当のことだろ。魔法使いとして追放された俺たちに居場所と教育させる為に統括会へ捩じ込むんだぜ?普通できないよ」
「それは凄いですね。色の魔法使いである私でも多分無理です。どうやって……」
「賢者様に交渉してましたね。一方的に」
「なっ、なんて事を!?ええ!?」
「ははは、規格外ですよね。でもそれがティアさんなんです」
「そう、なら、望んでもいいのでしたら私も縋ってみましょうか……。色の魔法使いとして情けないてますが」
「そんな事ないですよ、彼女、本人は自覚してないでしょうけど、創世術師ですし」
「は?」