355/988
VS青龍7
風の手が青龍の首を掴む。しかし、振りほどく。
「力が強い!」
「そりゃ、幻獣だもんな」
「ドレイン限界です……」
「アルトリアはそんな事してたのか」
「あんなのと直接戦えるわけないじゃない!」
「ま、普通はな」
「動きを止める。この一点だけに集中しますよ!」
「俺は引き続き仕掛ける」
「ソフィーが居ないとアバウトになっちゃうわね」
「言っても仕方ありません。なんでも後から合流しますって言ってましたし」
「えっ、来るの!?」
「はい。でもこうも言ってました。何あってもティアさん達だけでどうにかしてくださいね。と」
「ん?どういう事?」
「さぁ?」