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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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VS青龍4

「私は?」

「あっ……」

「はぁ、いいわ。自由にやるから」

「梅ちゃんは遊撃ですね!何が出来るんですか?」

「ふん、見せてあげるわよ!」


梅ちゃんは疾走し、青龍に肉薄すると日本刀を下から上へ振り上げた。


「梅ちゃん、切れてないですよ!」

「それはどうかしら」


ミホさんの激流を難なく耐えてミホさんに迎撃しようとしていた青龍が、梅ちゃんに切られガクンと体制を崩しました。


「隙ありだな」


よろめいた好きを逃さずブレットは湯気が出るほど高熱になった自身の拳で殴りつけます。


モーションが大きく、また、おおきく振りかぶっての攻撃は確かに相手が隙を見せないと使えなそうです。


ですが効果は絶大なのか、劈く悲鳴をあげながら砂煙を上げて倒れました。


「梅ちゃん、今のはなんですか?」

「魔力回路を切ったのよ」

「うっわ、凶悪……」

「まだ切断まで出来ないからそこまでじゃないわよ」

「クレアちゃん、どういう事でしょう」

「魔法使い、魔獣、コイツみたいな幻獣もだけどみんな魔力回路って言うのが体に巡ってるの。まあ、血管みたいなものよ。それを一時的とは言え切るわけだから魔力が流れず、力も入らなくなる。人間相手ならそれだけで死ぬわ」

「うっわ、凶悪……」


「……まあ、呪われた力よ」

「梅ちゃん……」

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