351/989
VS青龍3
青龍の攻撃はどれも規模が大きすぎた。
「ブレットはどうにか出来ないんですか?」
「隙がねぇ」
「ソフィー今回居ないもんね……。あの子こういう場合滅茶苦茶頼りになるのに」
「居ないなりにやるしかない様ですね」
「アルトリア、補助」
「ええっ!?」
「私が中衛、ブレット前衛、ティアは後方から支援」
「おう!」
「分かりました!」
「まっ、えっ!よしっ!」
「おいで!ミルクショコラ!!」
空間を割るようにして2匹のドラゴンが舞い降りた。
錬金術師3人組は置いてけぼりの中、突如現れた白と黒のドラゴン2匹に驚き、言葉も出なかった。
空いた口がふさがらず、目も瞬きすら忘れていた。