表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
335/986

裏の糸

「れ、錬金術師が統括会から脱退するとなれば、もう魔法界では生きていけないわ」

「そ、そんな……」

「いまですらギリギリなのに……」


生徒会長の言葉は不安を煽る。

今現在、自信の無いこの錬金術師達には効くでしょうね。


「と、統括会でもそこまでの権限は個人に与えられてない!」

「だとしても統括会を卒業出来なければ何も無い状態で空虚な人生を歩むことになる」

「何を言ってるのか。私は既に学園を持つ権利を他でもない統括会から与えられていますし、錬金術師の仕事は私が独占します。関係無いですね」

「……ならばとっとと出ていけ」

「……準備はいるでしょうに」


「……ああ、新しく学園やら帝国やらは裏世界でやるんでしたね。精々気をつける事ね」



「嫌な人ですね」

「……ま、運が無い人ね」








「こ、これで良かったのね?統括会が意志を持って敵対したと云う事実を作ればあの子達はっ!」

「ええ、結構なお手前で。まだ計画は始まったばかりですからゆめゆめ忘れぬよう」

「は、はい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ