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とある錬金術の計画
「で、そもそも何しに来たんだ?クレアは授業も無いだろ」
「え、素で言ってます?ティアが居るのに?」
「いやだってな、ティアはまだ課題は先だろうし」
「ティア?課題って何かしら」
「バザーで一定評価を貰うことです!」
「それもうすぐよね?」
「はい、やることは決まってるので今日はちょうど良かったです」
「なになになに?話についていけないんだけど……」
「まずは錬金術師達の信用を勝ち取るのです!」
「そんな事しなくてもティアはアイツらにとって憧れの的だぞ」
「ほら、必要ないって!ねぇ、何一つ片付いてないのにやることが増えてるのなんで!?」
「ですから、一つ一つこなしていこうと……」
「分かったわ。まず今からやろうとしてること全部話しなさい」
「えー、それだとサプライズ性がかけるじゃないですか」
「は、な、し、な、さい!」
「はーい」