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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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裏庭の池から行けますよ

「んじゃ、裏世界行きましょうか」


クレアちゃんも帰ってきましたし、早速素材集めと洒落込みましょう。

師匠が普段使いしている場所があるのでそこへ案内しましょう。

思えば、数回しか連れて行ってくれませんでした。

関係性が曖昧だったのもありますけど、師匠は私をどう思っていたのか。

直接知る機会は無くなってしまいましたけど。


「行こっかって、門って手続き必要だから今からだと結構時間食うわよ」


クレアちゃんの言っていることは難しいですね。

裏世界へ行くのになんで一々門何てものを使うのか疑問で仕方ないです。


「何言ってるんですか、裏庭の池から行けますよ」

「裏庭の池から行けますよ?」


クレアちゃんはオウム返しで聞き返します。

フリーズしてしまいましたね。

クレアちゃんの常識と私の常識とで、何か決定的な違いがありそうです。


裏庭は師匠が創成術で昔に作ったと聞いたことがあります。

その辺の石1つまで、全てです。

来る日の為と、言ってましたっけ。

本人が居ないのでは意味はありませんけれど。



「もう忘れちゃったんですか?私の師匠って創世者ですよ」

「あ。……なんでもありね」


クレアちゃんも納得いったようで何よりです。


「さぁ、行きましょう!ショコラ!ミルク!」

「その子達は結局なんなのよ」

「ペット?まあ、いいじゃないですか、頼りにしますよクレアちゃん!」

「深いところに行かなければ私でも大丈夫……よね」

「ティアって、戦えるの?」

「無理ですよ」

「ポーションは多めに持っていくわ」

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