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レッドネッサ・バフォーム4
「それで、それで?どうなったんですか!?」
「楽しくなってきてるな……1度戻るか?」
「大丈夫です。これを使いますよ」
「それは?」
「リーナーの結界を参考にした簡易結界を張るものです」
「相変わらずスゲーことしやがる」
その化け物はパワーと、その範囲は広いが、スピードはとろかった。
とは言え、それはレッドネッサが特別な力を手に入れた為で、他の者には目にも止まらぬ速さに映っていた。
化け物はレッドネッサを見失い、その場に留まり暴れ回っていた。
レッドネッサは背後に一瞬の間に肉薄し殴りつけた。
体格差が10倍以上もあるのに化け物はいとも簡単に吹き飛んだのだ。