302/987
花影
「アナタにお願いって言うのはね……!」
「わわっ!今の音なんですか!?」
「行ってみましょう!」
「ティアさん、大丈夫ですか!?少しふらついてますけど」
「まぁ、何とかなりますよ」
「コレは……」
「おう、ティア!」
「ブレット!コレは貴女が?」
「聞いてくれよ!ティアの錬金物をよ、届けに行く途中にいきなり襲われてよ」
「で、返り討ちにして今に至るんですね」
「お、ソフィーも。さすが理解が早くて助かるぜ」
「何事だ!?」
「んなっ、コレは……」
「おいっ、花影様が!」
「ちょっと、陰陽師がわらわら出てきたわよ」
「何事かと駆けつけれみれば……」
「いつもの事ッスね〜」
「あ、みんな揃いましたね」