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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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バラバラに

「クレアちゃん、出来ました、ので、後よろしく……」

「あ、うん。お疲れ……」

「嬉しいくせによ」

「う、うっさいわね!集中するからあっちいってなさい!」

「ヘイヘーイ、さ、リーナー暇になったぞ」

「あ、暇でしたらコレを渡してきて貰えませんか?」

「このフラスコは?」

「軟膏です。錬金物ですよ」

「はやっ」

「やりたい事が有りますので、それでは!」

「え、なんでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


「うるせぇな、って今のなんだ?」

「あー、ソフィーが連れ去られましたね。いつもの事です」

「はぁ、頭痛い」

「まだ痛みますか?」

「ちょっとマシになったけどね。私もこの辺ふらついてくる」

「私も付き添いますよ」

「いや……そうか、すまねぇな」

「……いえ、いいのです」


「え、まじの暇なの俺だけ?」

「サッサとソレ、届けに行ったら?」

「へーい、へい」

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