表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
289/988

やるべき事

「……ごめんなさい。今通れないみたい」

「ええ、どうしてですか!?」

「理由は教えてくれなかった」

「許可が降りに行くとか?」

「何時もは簡単なの、どうして……」

「もしかしてこれが影響してたりするんでしょうか」

「コレ?」

「朝の陰陽師さんがくれたレポートの最後にこう書かれています。門を閉じる、裏世界を封印すべし、と」

「な、なんですって!?そんなことしたら師匠の手がかりが無くなっちゃいます!」

「落ち着きなさい、今すぐにって訳じゃないでしょ。そう行動させる原因がある筈よ」

「向こうさんも原因はわかってんじゃねーの?」

「なら、解決したら良いじゃないッスか」

「……出来ないから封印という手に出たのでしょう」

「あ、4日後とかにねって言ってませんでした?」

「……4日後に決行?」

「レポートを読みます。わざわざ錬金術師の私に渡したのには理由があるはず」

「ま、とりあえず梅、だっけか?これ手伝ってくれよ」

「お使いのメモ?」

「錬金術を見たいって爺さんに軟膏を作るって言った手前その素材をな」

「……いいわ、分かった。一時的に私はティアの下に入るわ」

「あ」

「なんだよ、クレア」

「師匠からよ。賢者が返事を速めたわ」

「待ってもらいましょう。取り敢えず陰陽師方の動きを止めないと行けません」

「解決に足る事を証明しないとですね」

「梅ちゃん、コッソリゲートを見せて欲しいっす」

「え、なんで?」

「私は起源の魔法を使えるんッスよ。それも『移動』のね」

「まさか、ゲートを繋げられるの!?」

「ふふん、凄いっしょ。それにしても何だか懐かしさが凄いのは何でッスかね……」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ