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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季
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再開

この時、ティア以外は思った。

これ、恋バナだったよね?と。


「……なので、私はどちらかと言うと女性の方が好きですよ」


そして、こうも思った。

クレアさん、チャンス到来ですよ!(っス!)と。


だが、2人の心情も露知らず、クレアは「それは決まった相手がもう居るってこと……?」と嘆き、ティアは発言の影響も考えず、話を続けた。


「あれ、そういえば私が皇族の血が混ざってるの言いましたっけ」


「ちょっと待って。ティアの情報量が多すぎるし、重い……」

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